コラム VOL.7 お母さんのためにいじめを耐える?

24時間 電話・面談対応の滋賀心理カウンセリングです。

一週間ほど前になるでしょうか。奈良県奈良市から
17歳の高校二年生の女の子が何度目かのカウンセリングに来ました。

「今日はどうしたん?ちょっと元気そうに見えるけど?」

と私が聞くと、彼女は

「んー、なんとなく。最近そういえば先生の顔ぜんぜん見れてないなーって思って(笑)」

と。そんな親戚のお兄ちゃんに会いに来たみたいな。

「そっかそっか。そーいやちょっと久しぶりやもんな。何か嫌な事あった?それか良い事あった?」

「うん。けっこう久しぶりな感じするー。嫌なこと・・・別にないかなぁ。」

「そっかそっか♪嫌な事ないってめっちゃえぇやん(^^)」

約5週間ぶりに来た奈良市民の女の子は、前回より顔色がよくて、少し機嫌も良さそうで
だいぶ人見知りがなくなって一言目から慣れた話し方ができたようでした。

今回のクライアントが、どうしてカウンセリングに来るようになったのかというと、

1年生の最初の頃から高校でイジメに遭うようになって、本人には理由がわからなくて、
しかも周りも担任の先生も見て見ぬ振りで、いきなり高校に通うのが辛くなってしまった・・・
しかし親の期待とプレッシャーもあって退学はせずに頑張って通っていたのですが
身体的にアレルギーというか拒否反応のような湿疹などが出るようになって、
学校に行こうとするとめまいや吐き気、頭痛がするようになってしまったのです。

家から少し遠いということで同じ中学校だった同級生は一人もいないそうで、
孤独と孤立を感じるようになってしまったのです。

最初にお母さんと一緒にカウンセリングに来た時、
(こんなに明るくて普通の子がどうしたのかな)と思いましたが、この子もまた
理不尽や不公平、不運の犠牲になったどうしようもない事が原因だったように思いました。

疲れた時に保健室に来て授業をサボる感覚といった感じで通ってきているようですし
学校を辞めずになんとか通っているようであることと、少しずつ、少しずつですが
会話ができるクラスメイトがいるようになってきているそうで良い方向に進んでいます。

もちろん、原因不明のイジメのような扱いは続いている部分もあるらしく、
誰かと話すにもクラスメイトはいじめっ子たちが見ていないところで、とか
LINEでとか不自由さはどうしてもあるようですが、強く突っ張れているようです。

この4回ほどのカウンセリングでは、

「大学に行く気はないし高卒資格が大事とも思えへん。辞めたらアカンのかな?」

「でも、急に大学行きたくなるかもよ?学歴はやっぱ大人は判断基準にしてるで。」

「やっぱ卒業する方がえぇんやろなー。お母さんも言うし。なんか、お母さんのために行ってるわ。」

「まぁ、卒業しとく方がえぇと思うよ。お母さんもめっちゃ喜ぶわ。」

「なんか、なんでこんなに嫌な思いして、お金かかって、お母さんのために行くんやろ・・・」

「・・・・」

「大人って、みんなこんなんなん?我慢ばっかりなん?」

「・・・・」

「お母さんはなんで卒業しろって言うん?学校めっちゃ嫌やのに。知ってるハズやのに・・・」

「・・・・」

「大体、もうなんで生きてるんかわからんし(泣)優しいの先生だけやし(泣)」

「お母さんとは、あんまり話してないん?」

「先生に任せたって感じで、もう学校のこととかずっと我慢してるとか話してない。」

「そうか・・・・。先生からお母さんになんか話しよか?絶対、心配してるで。」

「なんの話するん?えぇけど、またプレッシャーかけられるだけやし(泣)」

「んーと、お母さんって味方と思う?味方じゃないと思う?」

「味方じゃない・・・」

「・・・そっか。学校にちゃんと行かなアカンって責任を感じるんやもんな。」

「嫌やって言うてもお母さんに行かされる感じ・・・」

「学校、お母さんが辞めてもえぇでって言ったら辞めたい?」

「辞めたい。すぐ、今日でも辞めたい。」

「そっか。めっちゃ我慢してるもんな。やっぱ話してみよか?」

「ホンマ?どうなるん?・・・もう家に帰るのも嫌やし。」

「目的が高校卒業なら編入できる学校に移れる話が出来るかもしれんやろ?夜間とか通信で高卒とる形もあるんやし。もちろん先生が口を出すトコじゃないし、お金がかかることやからどんな話になるかわからへんけど。」

「えぇで、そんなん。お母さんには何言ってもムダやって。」

「じゃあ、頑張って自分で言ってみるのはどう?」

「・・・・(泣)」

「どっちもしんどいよな。学校に行くのも、お母さんに話すのも。」

「・・・・(泣)」

「担任の先生に話すのは出過ぎやけど、お母さんにその気持ちを話す事なら先生してあげれるで。」

「お母さん、ガッカリするもん(泣)」

「ガッカリはせんよ。将来とか今の状態とかをめっちゃ心配しとるだけやん。お母さんは味方やで。そうかー、そんなに嫌ならどうしようなーって、一緒に考えることはお母さんもしたいハズやで?」

「そうかなぁ・・・」

「絶対そうやって。お母さんは味方で、学校で嫌な思いしてるのを一緒ぐらい悲しく思ってくれてるで。」

・・・というような、カウンセリングの回数を重ねることで
論点や原因が変わったり、深く見えるようになることもあり
進路指導のようなことにも繋がる場合があり、

とにかく思うのは「死んだり潰れるぐらいならそこから逃げたらいい」というのを
状態や環境も考えながらクライアントを守るようにカウンセリングしていけたらと
いつも思っています。

今回の話のように、奈良県奈良市はもちろん24時間対応ということもあって
かなり広い範囲から相談に来られる方は多くいます。

無理をしすぎず、カウンセリングと言う形を敷居を高く思わず活用することも
選択肢として考えやすくなっていけるよう日々、微力ながら頑張っていきます。

必要な方に届きますように…

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