コラム VOL.6 100点は理想ではあるんですよ

24時間 電話・面談対応の滋賀心理カウンセリングです。

滋賀医科大学に通われていた、入院されていた、今も通院しているという方のカウンセリングが最近続いていて、

話の内容的にも最近多いなーと思っていた話を少しします。


心も体も健康!という人でも絶対一度は考えたことのある「100点」。

これは自分が100点でありたいと目指す時もあれば、相手に100点を求める場合もあります。

そして少し妥協?理解がある?余裕がある?「出来るだけ100点」という時もありますね。

しかも100点とは言えど人によってどの程度かは変わってくるし、

もっと言えば同じ人でも3年前と3年後では100点の定義や満足度、納得できるラインは違う。

一言に100点って、難しいものですよね。


ちなみに個人的な話をすると、私は仕事上、100点ではなく「完成度」という言葉をよく使うかも。

基本的に80点で合格ラインだと考えていて、「絶対100点!」ではなく「目指せ100点!」で、

80点でも「おっけー(^^)」、90点なら「やるやん♪」、100点なら「完璧やん!」と

後輩や部下、従業員を採点してきました。

私の場合、【人を採点しているのではなく、1つ1つの仕事ぶりを採点している】つもりです。

新人のAくんが、慣れていないことに40点の仕事をしたとして、別に叱りませんしガッカリもしません。

それは仕事ぶりとして40点でも、「今のAくんならこんなモンかな」という許容ができるからですね。



逆に言うと、私との付き合いが長くて慣れている仕事を任せたBくんが90点の仕事をした時に

「どうした?ちょっと穴あるやん」と言ってしまう場合があるかもしれません。

Bくんなら、この仕事なら、100点でやってくれるだろうとの期待と信頼があるからですね。

もちろん100点を期待したことの結果が90点だったとしても合格はしてますのでダメ出しするほどではなく

Bくんが「あっ、すいません。すぐ直します。」とでも言ってくれれば問題なしです。すぐ100点になります。

ちょっとしたド忘れや間違いなんて誰にでもよくあるし、私もよくあります。

Bくんも、なんで10点足りてないかにすぐ気付きます。二人は同じ100点をイメージできていますから。

というような場合なら話は簡単ですよね。


課題は、新人Aくんが40点だったのはいいとして、どうやったら100点になるのかをどう教えていくか、です。

あれが出来れば10点。ここがOKなら10点。そこに配慮できていれば10点、この気遣いでプラス10点、など。

どうやったら合格の80点をクリアできて、どうやったら100点になれるのか、採点方法と考え方・答え方をしっかりと教えていきます。

意地悪することはありません。親切に何度でも80点~100点を取れるように育ってほしいと思います。

もしかしたら私のイメージを超えて120点を出してくれるかも。そうなれば単純に嬉しいし評価と期待、信用が高くなります。

私が与える仕事なのだから私が採点する立場にあるけど、私自身が絶対に完璧という訳ではないから私を超える人も有り得る。


なので40点から始まって良いのです。まず当たり前なんです。

最初から合格点を出す人もいます、もちろん。同種の仕事内容を経験してきた人なら以前の職場で育ってる事もよくある。

若くて未経験、しかも似たことをやった機会もなく20点から始まる人もいます。それも当たり前。

そして本人なりに努力や計算、試行錯誤して合格の80点から最高の100点、最高を超える120点を目指すのも、これまた当たり前。それを「やる気」といいます。


真面目でやる気があるのは基本的に当然だし、嬉しいことです。

でも、最初から合格できなくてもいいんです。完璧じゃなくていい。

どこへ行っても、何をやっても100点なんてのは有り得ない。

期限や制限がない限り【目標100点】でいいんです。無理せず【目標80点】でもいい。

職場での人付き合い、上下関係、仕事じゃなくても。親子や兄弟姉妹、友達付き合い、親戚付き合いもそう。


無口で言葉が出てこない人もいます。話すのが好きで得意な人もいますね。

でも、「無口で控えめなのがよかった」という結果になることもあれば「流暢に説明できて評価された」という事もあり、

逆に「ほとんど喋れず仲良くなれなかった」かもしれないし、「喋りすぎて軽い人と思われた」かもしれない。

自分のタイプによるかもしれない、相手のタイプによるかもしれない、話の内容によるかもしれない。

もっと言えばこっちの気分とタイミングによるし、相手の気分とタイミングによるかもしれない。

言い方や時期によっても変わるかもしれない。

要は完璧なことなんて有り得ないし、どんなことも断定できない事の方が多い。

口数が少ない方が賢い訳じゃないし、口数が多い方が格上な訳でもないんです。


何故こんな事を書くのかというと、講義やセミナーでも話す機会があると共に、精神疾患を抱える人やその予備軍の人たちにも

ぜひとも参考にしてほしい話だからなんです。

もちろん私のところへカウンセリングに来る方にも当てはまる方が多くいます。


精神的に健康でない状態の方というのは、極端に饒舌になる傾向があります。よく話せるのは良いことなのですが、

流暢であれば流暢であるほどそれは一人でいる時間が長いことの裏返しになっている場合が多いのです。

そしてそれに比例して極端な完璧主義の考え方が無意識下に生まれ、育ってしまいます。これが中々に厄介で、

一人でいる時間が長ければ長いほど他人を嫌いになっていったり、他人が怖くなっていったり、自分は間違ってないという意識が

強くなりすぎてしまうという悪循環に拍車をかけてしまう事があります。

もちろん断定はできませんし人にもよりますが。


正解やゴール、逃げ道や許せるラインがわからなくなり、どこまでも自問自答、他者にも答えを求めるようになり、

しかし誰のどれにも納得できなくなっていく怖さ、それによりさらに自分なりに考え、調べ、また一人の殻にこもる。


でも実際には、完璧主義なんて必要ないんです。自分がしんどいだけです。

あくまで「目指せ完璧」という程度で、無理しなくていいんです。

元気な人ほど上手に適当です。無理せず、優しく柔らかくボチボチ生きましょう。

自分にも相手にも、誰にも何にも求めすぎず、「まぁいいか」が大切です。

滋賀心理カウンセリングでは、そういった「自分を認め、許し、求めすぎない」ことをテーマにお話をしていく形も多々ありますので、よければ参考になさってください。


必要な方に届きますように…

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