コラム VOL.4 死にたいとは言ってない!

24時間 電話・面談対応の【滋賀心理カウンセリング】です。

先日、心理カウンセリングのご予約がありまして、電話でザックリとどういった内容か聞いてみましたら、電話をくれたのはお母さんで、高校2年生の娘さんのことで相談がしたいということでした。

高校生というと多いのは、いじめ、不登校、校内暴力、家庭内暴力(DV)、家出、ひきこもり、アカハラ(アカデミックハラスメント)、部活、進路、恋愛、性についてなどを想像するのですが、今回は違っていて

自殺願望があるようで困っているとのことでした。ただ、でも精神科や心療内科に行きたがらず、あくまで「お話を聞いてくれる先生に会ってみよう」という感じで娘さんを説得?したということでした。

奈良県奈良市からお母さんと娘さんが予約日時の通りに来られて、パッと見た時に違和感を感じました。

お母さんはソワソワしてますが挙動不審という訳ではないし、極端に言うと問題がありそうなお母さんには見えなくて、

女の子も、反抗期なのかお母さんには無愛想でも、私には目を見て挨拶をしてくれて靴もきちんと揃えて自然な振る舞いが出来ていて、特に違和感というか直感的に症状が推察できませんでした。ましてや自殺願望があるというような沈んだ気持ちになっているようには見えませんでした。

高校2年生の女の子に問診表(自己カルテ)に記入してもらっている間、それをじーっと横から見ているお母さん。それを嫌そうにしている娘さん。

とても一般的で普通に見えました。

私「えーっと、二人ともカウンセリングを受けられる、または○○さん(高校2年生の女の子)のカウンセリングにお母さんも同席されますか?料金が変わりますけども。」

お母さん「はい、同席します。」

女の子「なんでよ!嫌やし!!」

私「・・・・・」

お母さん「えぇから!お母さんも聞く!」

女の子「いらんわお母さん!」

お母さん「アンタが変なこと考えておかしなってるから心配しとんやろ!」

女の子「大体お母さんおっても意味ないやん!」

お母さん「だから同席するだけって言いよるやろ!?黙って聞いとくがな!」

私「・・・えーっと、お母さん。」

お母さん「はい?」

私「カウンセリングを受けられるのは娘さんですよね?」

お母さん「そうです。」

私「一緒の問題で一緒に悩んで、一緒に困ってて一緒に相談したい訳じゃなくて、心配だから同席したいって事ですよね?」

お母さん「そうそう!そうです!心配してるんです!」

私「じゃあ、席を外してもらえますか?」

お母さん「えっ?なんでですか?」

私「娘さん本人の中ではお母さんと一緒にカウンセリングを受けたいって気持ちはなくて、一人でなら私に話してみようかな、聞いてみようかなと思えたから来てくれたのかなーと、私には見えてますし、そもそも娘さん本人がお母さんの同席を望んでませんから。」

お母さん「・・・・・」

女の子「お母さん、大丈夫やから。」

お母さん「ホンマに?ほんなら、まぁ・・・。」

私「はい、まずは聞いてみますし、どんな話をしたか後で説明もできますから。」

お母さん「わかりました。お願いします。」

私「はい。そしたら、大体1時間半ほどしたら迎えに来てください。」

お母さん「はい。お願いします。」

ということでお母さんには席を外してもらい、クライアント(高校2年生の女の子)本人と話す状態を作りました。

そして、まず話を切り出したのは私で、最初に違和感を伝えました。

私「よろしくお願いします。自己カルテ(問診表)には特に問題があるようには書かれてませんね。精神科・心療内科に通ってもない、行ったこともない?」

相談者「ないない!ないです!病んでないもん!」

私「やっぱり?普通に元気そうやもんね。」

相談者「そうでしょ!?お母さんが大げさなんですよ。」

私「ふむふむ。お母さんは、○○さんが自殺を考えてるというか、怖い考え方してるみたいにちょっと言ってましたけど。もちろんじっくり聞けてないけど、心配してましたよ。」

相談者「ないない(笑)だって今、勉強は嫌やけど友達と遊ぶの楽しいし好きな人おるし、死にたいとか思うことあるけど本気じゃないし。」

私「へー、好きな人おるんやね。学校の友達?」

相談者「んーん。友達の友達で1つ上の人。」

私「そうなんや!もう付き合ってる?」

相談者「まだー!告白待ってて・・・」

私「めっちゃ嬉しそうやん!マジやん!」

相談者「うん!本気な感じ!えへへ(笑)」

私「えーっと、まだ開始5分ですけど、元気なのがわかりましたー・・・。なんでお母さんは○○さんが自殺を考えてるとか思ったんかな?」

相談者「それ逆なんですよ。お母さんの勘違い。」

私「勘違いはわかるけど、逆とは?」

相談者「死にたいんじゃなくて、なんで生きてるんかなぁって話したことがあって、けっこう本気で考えてって言うか、お母さんに聞いてみたことがあって。」

私「あー、なるほど。」

相談者「それで、答えが出んくて、うーんって私がなってたらお母さんどんどん勘違いして心配しだして。天然なんですよ、うちのお母さん。」

私「そういうことかー。お母さん、ちょっと聞き方を間違えてというか、やっぱ我が子にそんな話を振られたらビックリしたんやろね。」

相談者「でも先生はすぐわかってくれてちょっとビックリした。」

私「なんでビックリ?」

相談者「だって、学校の先生とか部活の先生とかお母さんが大げさに話すからマジで心配して全然聞いてくれへんっていうか、何を聞いてるんやろって感じやったから。」

私「そうかー。」

相談者「なんか、私には全然なんにも聞いてこんと、お母さんの話ばっかり聞いて私のこと決め付けるやん?大人って。いつまで子供扱いなんかなーって嫌やったけど、先生は普通すぎて逆に引いた(笑)」

私「いや引かんでもえぇやん(笑)まぁ、そっかー。」

相談者「先生は最初から、お母さんじゃなくて私から聞こうとしてくれたやん?さすがやなって思った。上から言うみたいやけど。」

私「うーん、今まで偶然お母さんの話を早く強く聞きすぎてしもた人が続いたんかもしれんけど、もう高2やったら○○さんもちゃんと話できるし、相手もちゃんと見てくれるから大丈夫ですよ。内容が濃いと思って学校の先生らは驚きすぎたんやろね。」

相談者「ちゃんとウチらの話を聞いてくれる人、一人だけおるけど、そういう人。」

私「ほら!」

相談者「もうやめたけど、前に行ってた塾の先生がみんなの話めっちゃ聞いてくれとった。」

私「うんうん、そうやって周りに話できる人もしっかりおるから。お母さんも多分ちゃんとわかったら「なんやーそういう事かいなー」って普通に話できるようになるから。」

相談者「今んとこバリ天然やけど(笑)」

私「かわいいやん(笑)それだけ心配してくれて、大事に思ってくれてるって事やから。」

相談者「それは・・・わかってるー。なんかお母さんに悪いことしたなー(笑)」

ということで、そこから「死にたいではなくなぜ産まれるのか、なぜ生きるのか」という話を1時間ちょっと話し合って、相談者は迎えに来たお母さんを笑顔で受け入れ「お母さん、スッキリしたわ(笑)」と安心させてあげていました。

お母さんも空気を察して?「ようわからへんけど滋賀まで飛んできてよかったな(笑)」と、納得のご様子で、何度もお礼を言ってくれながら奈良県奈良市への帰路につかれました。

学生の悩みというと、いじめ、不登校、校内暴力、家庭内暴力(DV)、家出、ひきこもり、アカハラ(アカデミックハラスメント)、部活、進路、恋愛、性についてなどが多い中、今回のような話は新鮮で私も気分がスッキリできた時間になりました。

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