
ドタキャン、逆ギレ、謝罪。母親は大変だ
滋賀心理カウンセリングです。
米原に移転してきて少しずつ慣れてきました。
昨日は敦賀市から来てくれた方がいました。以前にも敦賀や大垣から来てくれる方はいましたが、米原に移転してきたことで来てくれやすくなったと思います。
代わりに滋賀南部や京都の方からは遠くなってしまってすみません。。。
電話・LINE通話でのカウンセリングに切り替えてもらっています。。。
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約2ヶ月前にすごくモヤッとしたことがあったんですが、それがスッキリというか、むしろ「大変だなぁ」と思った話です。
お母さんに記載確認済です。
今年2月、「19歳の娘が大学に行けなくなってて」と、娘さんのカウンセリングとしてお母さんから予約がありました。
具体的な状態はまだわかりませんが、どうぞ来てくださいと予約を受けました。
当日。予約時間の直前になってお母さんから電話で「今日、予約してた長浜(仮)ですけど、娘が行けないって言うんでキャンセルでお願いします」と連絡がありました。
私「そうですか。わかりました。お大事にしてください。では当日のキャンセルなのでキャンセル料をお願いします」と伝えると
お母さん「えっ、なんでキャンセル料なんですか?」
私「えっ、予約の時に説明しましたよね?HPにも書いてありますよね?」
お母さん「えぇ、それは聞きましたし見ましたけど」
私「えっ?じゃあ、その通りですよね。当日のキャンセルですから」
お母さん「えっ?でも娘は行きたいんですよ?行けるなら行きたいし、行くつもりだったし、今も行きたいって言ってるんですよ?」
私「???」
お母さん「それなのにキャンセル料って、娘がショックじゃないですか?」
私「・・・お母さん、何を言ってるんですか・・・?」
お母さん「いや、えっ?おかしいですか?」
私「え~っと、おかしいですよね・・・。娘さんが来たいのはわかりました。でも来れないのもわかりました。今日はじゃあ仕方ないと思います。でも当日キャンセルには違いないのでキャンセル料は発生しますよ」
お母さん「え~?そんなことってあります!?」
私「・・・ちょっとよくわかりませんけど、キャンセル料は発生しますよ。。。娘さんのこと心配なのはわかるし、状態を良くしてあげたいとも思います。来れたら来てほしいと思います。でも今日は、今日になって『やっぱやめとく。行けへん。行かへん』なんでしょう?」
お母さん「そうですよ!本当は行きたいんですよ!昨日は行くつもりだったんですよ!」
私「あのー、ね。大雪とか大雨とか交通事故とかの、どうしようもない不可抗力な場合ならキャンセル料は不要ですけれども、今日の娘さんの場合は『気分的なもの』でしょ?それでキャンセル料ナシとはなりませんよ。。。」
お母さん「なんでですか!不可抗力でしょう!?」
私「いやいや、怒るところじゃないし、不可抗力ってそういうことじゃないでしょ?そんな非常識なこと言われても困りますよ。。。」
お母さん「誰が非常識ですか!!」
私「・・・・・」
お母さん「娘はカウンセリングを受けたいんです!」
私「ちょっと待って。あのね、ハッキリ言いますね。キャンセル料は発生します。不可抗力の理由にはなりません。1週間以内に振込でのお支払いがなかったら回収業者に委託します。問答無用です」
お母さん「・・・・・」
私「後日またウチでよければ受付はさせてもらいますけど、今日は日時変更じゃなく当日キャンセルという形ですから仕方ありません。コネもツテもえこひいきもなく、みんな同じルールです」
お母さん「・・・・・」
私「警察でも弁護士でも、どこにでも相談に行ってくれていいですよ💧」
お母さん「わかりました!振り込みます!」
と、変にゴネられた挙句、キレられて終わりました。
不可抗力って言葉の解釈って難しいなぁ、いやいやなんでやねんと思いながら過ごし
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一昨日またそのお母さんから電話がありました。
お母さん「あのー。先日は失礼しました。娘のカウンセリングをお願いしたいんですけれども・・・」
私「えっ、他所に行かれたんじゃないんですか?」
お母さん「それが、違うところでも同じことがあって、20分ぐらい怒鳴られながらお説教されてしまいまして・・・」
私「あぁ・・・なるほど・・・」
お母さん「それで、また違うところにも行って、そこでは娘はカウンセリングを受けることができたんですけど」
私「はい」
お母さん「今度はカウンセリングの中で娘も私も自分勝手で甘えてるだけだと直接お説教されてしまいまして・・・」
私「・・・・・」
お母さん「それで、そういえば先生が一番まだ優しく言ってくれてたなと思い出しまして・・・」
私「はぁ」
お母さん「娘のカウンセリング、お願いできませんか・・・?」
私「・・・それは、まぁ、はい。でもお母さん。カウンセリング以前に常識とか礼儀の軌道修正でウチでも説教みたいになることがあるかもしれませんよ?」
お母さん「それは、はい」
私「それと、当日と前日にキャンセルなら自然災害と交通事故じゃない場合はキャンセル料は発生します」
お母さん「はい」
私「それでよければお付き合いさせてもらいます。でも、なんでウチに?」
お母さん「ありがとうございます。いや、それが、先生はまだ親身になってくれそうというか、見捨てない感じがあっての言い方をしてくれてたなと思うんですけど、他の2ヶ所ではただただ怒られただけで『もう来るな』みたいな感じだったんです・・・」
私「あぁ、そうなんですか・・・」
お母さん「いい年して、今さらですけど本当に非常識だったみたいで、失礼しました」
私「いや、そうしっかり謝ってもらえるともう大丈夫ですよ。すでに心配が勝つというか、常識や礼儀の軌道修正の話をしたいですね」
お母さん「ありがとうございます」
私「というか、まだ娘さんと話してないし。でも娘さんも考え方の軌道修正がテーマになりそうかなと思います。じゃあ、予約の調整をしましょう」
ということになりました。
我が子を想うばかりに盲目的に非常識になってしまってたのか、そもそもお母さんはちょっと非常識な面があったのか、
そりゃお母さんをそのまま見てたら子供としては複雑になる可能性は高いわなと思います。
とは言え、まずはお母さん抜きで娘さんから直接なにがどうなのかを聴いていきたいと思います。
滋賀心理カウンセリング – 米原ルームでした。