親子・夫婦のヒーロー論
【滋賀心理カウンセリング】です。
遠因としてコロナ禍の影響もあるのか、
夫婦や親子の問題が増えているように感じます。
自信をなくしていたり、愛情を忘れていたり、大事な人が見えなくなっていたり。
でも、自分も相手も誰でも、万能じゃないし苦手や弱点はある。
それをわかった上で一緒にいたハズだったり、
そういう部分を助けてあげてきてたりだったハズなのに。
何が大事かわからなくなってる状態の人が増えています。
話を聞いていくと理解できる場合もあるし、
どうにもならない手遅れの状態や、
「それは離れた方がいいわ」としか言えない場合があるのも現実だけれど、
余裕がないことで愛情が減ってしまってる場合も多いので、
改めて気分転換に意識してほしいと思います。
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バイクの運転は上手い仮面ライダーだけど、地図を見るのはヘタかもしれない。
空を飛ぶウルトラマンは、でも泳ぐのは苦手かもしれない。
ゴキブリが嫌いな昆虫博士もいれば、
寒がりな北海道民もいる。(違うか?)
もっと言ってしまえば、
間違ったことを教える教師がいれば
悪いことをする警察官もいる。
でも、
それでも、
見る人が見れば専門家でヒーローだから。
憧れと尊敬のまなざしで見られているから。
なのでやっぱり、
子供にとっての父親というのは
絶対的に当たり前にヒーローでいるべきで、
いかに自信がなかろうが、
実力がなかろうが、
ダメなことをしてしまう時もあるにしても、
子供にとってはカッコつけててほしいものだと思う。
すごく、そう思う。
世の父親たち、がんばろう。
胸を張れる親父であるべく命を懸けて何よりも子供を大事に、それをまずは考えて生きよう。
もちろん母親も。
母親もヒーローであろうとするべきだし、
ヒーローであろうとするべき父親の威厳を壊してはいけない。
家の外にこそ敵はいるのに、家の中で邪魔しあってはいけない。
夫婦として。家族として。絶対に。
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浮気とか、賭け事とか、
失業とか、失言とか、
不機嫌とか、不運とか、
すれ違いとか、失敗とか、
色々あるけれども。
それより子供が大事と思うべき。
そう思える親であろう。
って、
言える時は言ってます。
相手を選んだり空気を読んだりして
言えない時もあるけど、
できれば当たり前に言わせてほしい。
または言うまでもなくわかっててほしい。
言わせてくれない親であってほしくないよ。
「そんな事とっくにわからなくなってた」ってポカンと反応される時がある。
でも、まぁ思い出せたならそれでいいんだけれども。
長い人生、どうしてもたまには、ちょっと道が逸れてしまう時もあると思う。
でも夫婦を壊してまで、家族を壊してまで逸れっぱなしでいようとするのはダメだ。
だって、子供になんて言う?
子供には関係ないもんね。
子供は寂しがるよ。
自分も相手も寂しがるよ。
それを伝えなくなっていくのはダメ。
寂しさを訴えてるようで、実は責任を詰めてるような言い方になっていくのはダメ。
離婚も普通の選択肢?
片親は別に一般的?
そんなアホな。
結婚ってそんなに軽いものなの?
子供と離れるってそんなに簡単にできるの?
そんなアホな。
などなど、日々思ってます。
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直るものなら直してあげたい。
止まるものなら止めてあげたい。
自分にとっても、
パートナーにとっても、
もちろん子供にとっても、
当たり前に愛情があることを当たり前にしたいね。
自分にとってパートナーって、ヒーローであって単純に大好きでいいと思う。
パートナーにとって自分って、ヒーローであって単純に大好きでいてほしいと思ってていい。
ヒーローを殺してはいけないし、ヒーローが死んではいけない。
ましてや大事な人から大事な人を奪ってはいけない。
と、私は信念を持ち続けたい。
それが当たり前な世であってほしいね。
【滋賀心理カウンセリング】でした。