気まぐれ日記

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滋賀心理カウンセリングでモラハラやパワハラ、セクハラ問題。豊田や一宮、豊橋から-16

草津、子供に厳しすぎる妻。引き離すべきなんでしょうか。

【滋賀心理カウンセリング】です。

30歳同士の夫婦で、旦那さんが草津市から心理カウンセリングに来てくれました。

4歳の息子さんがいるそうなんですが、奥さんの躾(しつけ)が厳しすぎるように見えてどう考えていいかわからないという話です。

元々は奥さん方のご両親がどちらともスパルタで、奥さん自身かなり厳しく育てられたそうで、

今では奥さんも立派なスパルタだそうです。

旦那さんの育ち方と自身の考え方は「もうちょっと伸び伸びさせてあげたい」と、放任主義とまではいかないまでも、あまり叱ったり怒ったりはしないそうです。

違和感を感じたのは子供が2才の時。

奥さんの実家にいて食事をしていた時に、味噌汁が入ったお椀を倒してこぼしてしまった瞬間に

おじいちゃんが顔を引っ叩いたそうです。

旦那さんは唖然として声も出ず驚いていたのに対して、奥さんとおばあちゃんはわんわん泣く男の子に対して「アンタが悪いんやで」と諭すようにして泣き止ませたそうです。

(いや、いやいやいや・・・)

旦那さんは突っ込み方がわからず何も言えなかったそうです。

旦那さんが感じたのは(2才に対してその怒り方はキツくない?しかも嫁が注意するならともかく、おじいちゃんが引っ叩くって・・・)だったそうです。

で、

モヤモヤしながらも1泊して、翌日に自宅へ帰った夜さっそく聞いてみました。

「なぁ、お義父さんキツすぎん?」

すると奥さんは

「なにが?あんなもんちゃう?」

旦那さんはまた聞きます。

「まぁ、お前も気ぃ強い方やしわからんでもないけど。でもわざと味噌汁ひっくり返した訳じゃないんやし2才の子にあれはキツいって。」

奥さんはなぜかスイッチが入って

「なに?私はあんな感じで育てられたし、私のことも親のこともおかしいって言いたいん?」

旦那さんはビックリして

「いや、違うけど・・・」

で、終了。

ずっと子供と接する母親の立場の方が叱りやすくなったりセカセカしていたりするものなので基本的には文句はないし黙って任せていたいとは思う。

しかし、あまりにもキツいような・・・。

と、2年間ほど思い続けて4才になった息子さんに事件は起きました。

「私もその場にいたんで見てたんですけど息子がね、テレビを見ていて食事が進まなかったんですよ。それでイライラしたらしくて嫁がテレビを消したんです。」

ふんふん。

「そしたら普段からちょっと嫁の言うことを聞きにくい気がしてた息子が駄々をこねだしたというか、泣いて余計に食べるのが止まったんですよね。」

ふんふん。

「それでまた嫁は怒鳴る訳です。でもまぁ、それぐらいなら日常茶飯事で珍しくないんですけど、」

ふんふん。

「息子がテーブルからスプーンを落としたんです。それで嫁はキレたのか何なのかわかりませんけど、すごく怒って怒鳴りだしたんです。」

ふんふん。

「嫁のヒステリック?に合わせるみたいに息子もどんどん泣き声が大きくなって、息子の手がコップに当たってお茶がこぼれたんです。」

ふんふん。

「ちなみにここまでも、別に珍しくないとは思うんですけど、ここからが心配してるところなんですけど、」

ふんふん。

「お茶がこぼれたのを見た嫁が、カチンときたんでしょうけど息子の頭を思いっきり叩いたんです。で、息子がテーブルで顔を打って、鼻血が出たんですよ。」

えっ?

「それって、さすがに行き過ぎじゃないですか?怒鳴る嫁と泣きわめく息子に私もちょっとイライラしてたのもあって、嫁に怒鳴りつけて怒ってしまったんですけど。」

それは・・・うーん。子育て中の母親というのは、父親には理解しにくいほどの怒り方をする時もあるものですけど、それはちょっとかわいそうですね。

「そうでしょう?そう、基本的に私は何も言いたくないんですよ。でも怖いのが、息子の鼻血を見ても謝らず余計にテンションが上がってもっと怒ったことなんですよ。」

あぁ、それはヤバいですね・・・

「それとね、もう1つあるんですよ。」

なんですか?

「嫁の怒り方がね、私がいる時といない時で違うんですよね。」

どういうふうに?

「私がいない、聞こえないと思ってる時の方が明らかに激しく怒ってるんですよ。」

あぁ・・・

「しっかり教育してるとか、スパルタなのは別にいいんですけど、ちょっと度が過ぎてませんか?」

まぁ、叱り方じゃなくて怒り方という言い方になってる時点で愛情じゃなくて一時の感情で接してるのが想像できますね・・・

「それで、もちろん私から言う時もあるんですよ、嫁に。行き過ぎやんか、って。そしたらものすごく怒るんですよ。教育を否定してるように聞こえるらしくて。」

あぁ・・・

「これって見る人が見たら虐待なんじゃないかって、夫婦である自分が思うんですよ。」

それを旦那さんの立場で思うんなら、おそらく話以上に実際そうなんでしょうね。それは確かに問題あるレベルと言えますね。

「私が自発的に嫁と息子を引き離すとか通報?するぐらいのことをするべきですかね?」

いや、うーん。火傷させたり大怪我させたりとか、裸で自宅外に放置するとか押し入れに閉じ込めるとか、よほど行き過ぎてたら緊急保護の対象ですけど、今のところ内容が微妙なラインのような・・・。もちろん教育環境としてアウトはアウトだと思いますけど、でも児童相談所に相談とか警察に通報というほどまでには足りないような・・・。

「じゃあ私の方の実家に避難させるとか、別居するとかの形になっていくんですかね。もちろん夫婦なり家族として愛情はあるんで、嫁だけ外すようなことはしたくないんですけど。」

そうですね。突然に行動するより、「それぐらいの心配をしてて、これぐらい行動する可能性もある」ということを奥さんなり、奥さんのご両親に伝えるのが先ですね。

「あ、そうか。何も言わずいきなりというのもかわいそうですよね。」

かわいそうとも言えるし、そこまで思ってるということまで伝えるのは初めてでしょう?初めて効果があるかもしれないし、実際もっと柔軟に優しくなってもらわないと家族がバラバラになるのが現実になってしまっても困るし。

「そうか・・・そうですね。」

もちろん息子さんの安全というか、余計にヒステリックが息子さんに向かないように注意しながらですけど、奥さん気付いてほしいですね。

と、いうようなお話がありました。

最終的には奥さんを一度、ウチに連れてきてもらって私から話す形を採りたいという話で進むようになりました。

あまり何でも問題視するのはどうかと思うので難しいところもありますが、どんな時代でどんな家庭でも最優先は子供のことです。

柔らかく、わかりやすく奥さんに伝わるように努めていきます。

【滋賀心理カウンセリング】でした。

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